離乳食の記録|#02 月齢別 離乳食の進め方
今回は月齢別に離乳食の進め方をまとめてみました!
食事回数や1日の量などの目安をご紹介します。
5〜6ヶ月
ごっくん期と言われ、 口を閉じて飲み込むことを練習する時期。
《離乳食の回数》
1日1回 / 午前中の授乳前に
《固さの目安》
なめらかにすりつぶした状態 / ヨーグルトくらい
《1日の目安量》
①まずはアレルギーの心配の少ない10倍粥から。1さじからスタートし徐々に量を増やします。慣れるまで1週間以上はお粥だけにしましょう。
・1〜2日目:1さじ
・3〜4日目:2さじ
・5〜6日目:3さじ
・7〜10日:4さじ
・11〜15日目:5さじ
・16〜25日目:6さじ
・26〜30日目:30g
②お粥に慣れてきたらかぼちゃ・かぶ・にんじん・大根・ほうれん草など野菜を1種類ずつ増やします。
すりつぶしたり、裏ごししたり、だし汁でゆるめるなどして飲み込みやすくします。
・7〜10日:1さじ
・11〜15日目:2さじ
・16〜25日目:3さじ
・26〜30日目:15g
③野菜にも慣れてきたらお豆腐や白身魚(たらや塩抜きしたしらす)などたんぱく質を1種類ずつ試してみましょう。
こちらも食べやすいようすりつぶします。
・11〜15日目:1さじ
・16〜25日目:2さじ
・26〜30日目:5g
《授乳の回数》
・母乳:欲しがるだけ(授乳リズムを整える)
・ミルク:4回(離乳開始1ヶ月後は3回)
《この時期のポイント》
・離乳食の開始時には味付けは必要ありません。食材の持っている味やだしのうま味だけで十分です。
・この時期は量を食べることよりも、離乳食の舌触りや食感に慣れ、上手に飲み込めるようになることが目的です。
・初めて与える食材は1日1品1さじにします。(万が一アレルギー反応が起きた場合の原因特定のため)
7〜8ヶ月
もぐもぐ期と言われ、舌と上あごで食べ物をつぶす動きを覚える時期。
《離乳食の回数》
1日2回 / 午前と午後の授乳前に
《固さの目安》
舌で潰せる固さ/ 豆腐くらい
・お粥:全粥(米1:水5の割合)
・野菜:ゆでた後、細かく刻むか粗くつぶす
・魚:ゆでた後、細かくほぐす
《1日の目安量》
穀類:全粥50〜80g
野菜・果物:20〜30g
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魚:10〜15g
または肉:10〜15g
または豆腐:30〜40g
または卵:卵黄1〜全卵1/3
または乳製品:50〜70g
《授乳の回数》
・母乳:欲しがるだけ
・ミルク:3回
《この時期のポイント》
・1日2回食になります。時間を決め、食事のリズムをつけましょう。
・つぶしたものをひとまとめにする動きを覚え始めるので、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。
9〜11ヶ月
かみかみ期と言われ、食べ物を歯ぐきでつぶす動きを覚える時期。
《離乳食の回数》
1日3回 / 大人と同じように朝昼晩
(夜はあまり遅くならないように)
《固さの目安》
歯ぐきでつぶせる固さ/ バナナくらい
・お粥:全粥(米1:水5の割合)
・野菜:5〜8mm角
・魚:5〜8mm程
《1日の目安量》
穀類:全粥90〜軟飯80g
野菜・果物:30〜40g
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魚:15g
または肉:15g
または豆腐:45g
または卵:全卵1/2
または乳製品:80g
《授乳の回数》
・母乳:欲しがるだけ
・ミルク:2回
《この時期のポイント》
・1日2回食になります。食事のリズムを完成させましょう。
・手づかみで食べようとし始めるので、手に持って食べやすい形や大きさに切るなど工夫も必要です。
・味覚が発達してきます。風味付けに塩、醤油、味噌などを使用することもできます。
12〜18ヶ月
ぱくぱく期と言われ、歯ぐきで噛めるようになる時期。
《離乳食の回数》
1日3回 / 大人と同じように朝昼晩
(夜はあまり遅くならないように)
《固さの目安》
歯ぐきでかめる固さ/ 肉団子くらい
・お粥:軟飯(米1:水2〜3の割合)
・野菜:1cm角
・魚:一口大
《1日の目安量》
穀類:軟飯90〜ご飯80g
野菜・果物:40〜50g
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魚:15〜20g
または肉:15〜20g
または豆腐:50〜55g
または卵:全卵1/2〜2/3
または乳製品:100g
《授乳の回数》
離乳食の進行状況に応じて与える
《この時期のポイント》
・味付けや形を工夫すれば大人と同じメニューを食べれるようになります。
・大人の食事と同時に調理する場合は、赤ちゃんの分を取り出してから味付けをしたり、赤ちゃんの分は早めにゆでて柔らかくするなど工夫をしましょう。
・加工品や市販品を使用する場合は、添加物の入ったものは避け、水で洗うなどして塩分を薄めます。
月齢問わず気をつけること
・1歳までは食材を加熱調理して与えましょう。
・離乳食のステップアップ時は、いきなり固さや大きさを変えずに、様子を見ながら徐々に変化をつけていきます。
・離乳食の量が増えると母乳やミルクの量は減ってきます。暑い時や汗をかいた時などは水分補給もしましょう。
・食べることに興味を持つと、手づかみで食べようとしたり、食器を使おうと手を伸ばします。 テーブルが汚れてしまうこともありますが、これも食べる練習のひとつ。止めずに自由に食べさせてあげることが大切です。
離乳食関連のおすすめサイト
《ベビーカレンダー》
月齢ごとに食べて良いものダメなものが調べられます。
また食材から離乳食レシピを見ることもできるので便利です♪
《ベビリナ》
アレルギー症状の出かたや、注意すべき食材などがまとめられています。
最後に
目安として月齢別に離乳食の進め方をご紹介しましたが、離乳の進み具合には個人差があります。
ひとりひとりの成長・発達に合わせて、あせらずにゆっくりと、楽しい雰囲気で進めましょう^^
次回は離乳食作りに必要な調理器具について書いていきます!
*最後までお読みいただきありがとうございました*