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【出産レポ③】産後の入院生活編 | 体の状態や診察の内容など

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産後の入院生活中は赤ちゃんのお世話が始まるだけでなく、育児指導や診察を受け、面会にも来てもらって、その合間に食事やシャワーを済ませ・・・と意外とやることが沢山。

今回はそんな産後の入院生活の様子をお伝えしたいと思います! 

入院日数は?

出産を終え2時間の様子観察後、部屋へ移動し入院生活が始まりました。

入院日数は出産当日を含めて5日間。

初産か経産かで前後したり、帝王切開の場合や、お母さんと赤ちゃんの体調によっては入院日数が長くなるようです。

 

部屋は大部屋?個室?

私の利用した産院は4人1部屋の大部屋と個室があり、個室は空きがあれば1日につき1万円の追加料金で使用できました。

追加料金の出費は大きかったですが、母子同室で過ごせるのが個室だけということと、何よりも産後はゆっくりしたかったので個室を希望。

実際、出産の疲れ+赤ちゃんのお世話で体はクタクタ。周りを気にせず部屋ではリラックスして過ごせたので良かったです。

また面会時にも気兼ねせず話をしたり、赤ちゃんを見せることができました。

産後の体力に自信がなかったり、周りを気にせず休みたいという方には個室をおすすめします。

大部屋だと気遣いは必要になると思いますが、同じように出産・育児を頑張る仲間がいて心強いとも聞きます。ひとりでは寂しい、他のママさんと仲良くなりたいという方は大部屋もいいかもしれません。

 

母子同室の様子

24時間同室ではなく一緒に過ごしたい時にその都度赤ちゃんを部屋に連れて行くというかたちでした。

家族が面会にくるお昼から夕方までは同室で過ごし、それ以外の時間は新生児室に預けて授乳などお世話の時に出向くようにしたので、同室と別室の半々という感じでしょうか。

 

同室で過ごした時は、赤ちゃんとの時間をゆっくり過ごせたことが一番でしたが、お世話の面でも看護師さんがいない状況での良い予行練習になったと思います。

また入院中、一晩は夜も同室で過ごし夜通しのお世話を経験しておきました。

新生児室に出向いた時には看護師さんの指導を受けられるので、授乳の仕方を見てもらったり、気になることがあれば相談することもできて良かったです。

 

シャワーはいつから?

体の回復度合いによって前後するようですが、私は出産した翌日からシャワーの許可がでました。

真冬ながら出産時には汗だくになったので翌日朝一でシャワーを浴びたのですが、髪も体も洗って、ドライヤーをかけて・・・とこれがなかなかしんどく疲れてしまいました。

まだ体力も回復しておらず、悪露による出血も結構あったので、無理せず軽く体を流す程度でよかったかもしれません。

 

また、産後のシャワーで心配だったのが会陰切開の傷。

しみたり痛かったら嫌だなと思いネットで調べると、直接洗ったり石鹸を使うのはNG、体を伝う泡やお湯で十分洗い流せるとありました。

悪露などの汚れが気になる場合は、手のひらにお湯をためそっと当てるといいともあり、この方法で洗うと痛みやしみたりはしませんでした。

 

赤ちゃんのお世話(授乳・沐浴) 

出産当日は体を休めるために看護師さんが新生児室で赤ちゃんのお世話をしてくれたので、赤ちゃんのお世話が始まったのは入院2日目から。

授乳やおむつ替え、沐浴など赤ちゃんのお世話の指導を受けながら、同時に実践していきます。

体調が優れないときや、体を休めたいときには時間を決めて看護師さんにお世話をお願いすることもできました。

 

《授乳》

産院の方針としては基本的には母乳育児でしたが、母乳が出なかったり足りなかったりする場合にはミルクとの混合でという感じでした。

なので母乳とミルク、両方の指導を受けました。

内容としては授乳時の抱き方、乳首の咥えさせ方、げっぷの出し方、哺乳瓶の消毒方法、ミルクの調乳方法など。

 

私は産後すぐには母乳が出ず、看護師さんにマッサージしてもらっても少し滲むくらい。

母乳の出を促すには赤ちゃんに吸ってもらうのが一番ということで、授乳時にはまず両胸5分ずつ吸わせた後でミルクを調乳してあげました。

産後すぐに母乳が出たママさんは、授乳前後の赤ちゃんの体重を測って母乳量を確認し、不足している場合にはミルクで補っているようでした。

 

《おむつ替え》

おむつ替えの指導では、シワのあいだもよく拭いてあげるように、女の子の場合は前から後ろへ拭く、新生児は脱臼しやすいので足をぐっと持ち上げないようになど説明を受けました。

はじめは手際よくおむつ替えができず、もたもたしている間に赤ちゃんが泣き出してしまうことも。

でも1日10回以上はおむつ替えをすることになるので慣れるまで時間はかかりません。

 

《沐浴》

沐浴の指導では、産院の方針によりベビーバスを使わないシャワー沐浴でした。

沐浴剤やガーゼを使わず、手を使い石鹸の泡で洗うというもの。

この方法が赤ちゃんの肌にはとてもよく乳児湿疹がでにくいそうです。

想像していた一般的な沐浴法とは異なったので少し戸惑いましたが、2ヶ月経った今も乳児湿疹は見られず、沐浴法が良かったのかなと思っています。

※手順や方法は別の記事で詳しく紹介したいと思います!

 

沐浴後には耳掃除やへその緒の消毒、体の保湿をして完了。

 

入院3日目に看護師さんが沐浴させている様子を見学し、4日目に実践。

首を片手で支えながら、もう片方の手で体を洗い、シャワーで流し、それを3〜5分以内でささっと済ませる。

首グラグラ、手足バタバタ、不安定な赤ちゃんの体を洗うのはとても大変でした。

しかも翌日には退院のため入院中の実践は1回だけ。

不安はありつつも、これもやりながら慣れるしかないようです。

 

体の状態

 《会陰切開の痛み》

入院中、一番つらかったのが会陰切開の痛み。

無事出産を終え部屋に行き、ようやく休めるとベッドに腰掛けた瞬間お股に激痛が走り飛び上がりました。笑

私の場合、切開に加えて裂傷もあったのできっと余計にですね。

じっとしていてもジンジンとした痛みがずっとあり、ちょっと動くだけでピシっと痛みが走りその度にうぅーっと悶えの繰り返し。

歩く時はガニ股になりながらのっそりと、そして座る時には円座クッションが手放せせず。

特に大変だったのが授乳時。どの姿勢でも座り続けるのが辛く、まだまだ軽い赤ちゃんの体重がこの時ばかりはズーンとのし掛かってくる感じでした。

スタスタと歩いているママさんもいましたが、同じようにガニ股ママさんも多かったので、周りの目は気にせず少しでも楽な姿勢で過ごしましょう!

 

《体の疲れ》

出産当日の夜、全体的な体の疲労感はもちろんあったものの、会陰切開の痛み以外のダメージはあまり感じず。

体に痛みが出たのは翌朝、起き上がろうとした瞬間・・・やはりきました筋肉痛!

お腹はもちろん、背中、腕、足と全身にきましたが、思ってたよりは動けるレベルで一安心。

やはり体の疲れや痛みより、会陰切開の痛みとの戦いでした。

 

 《精神状態》

出産によるホルモンバランスの変化で、興奮状態になる産後ハイや、イライラしたり気持ちが落ち込むマタニティーブルーなどが起こりやすくなるといいます。

実際に体は疲れているし、3時間ごとの授乳で寝不足なはずなのに眠れなくなりました。

そんな時、ただベッドでじっとしていると何だか色々考えてしまい涙が出ることも・・・わが子への愛しさのあまりという気もするし、漠然とした不安からという気もするような。

ハイなのかブルーなのか、とにかく気持ちが不安定だと感じた時はあえて無理に寝ようとせずにテレビを見るなどして気を紛らわしていました。 

継続期間は人それぞれのようですが、私は退院時には落ち着きました。

 

《食欲》

産後、食欲不振になってしまう方もいるようですが、私は十分すぎるほど食欲旺盛でした。

病院の食事は質素で薄味なのではと思っていたら・・・和洋中の様々なメニューはどれも美味しいものばかり!

それでもしっかり栄養バランスは考えられているので、退院後の献立の参考にもなります。

お祝い膳として特別豪華なメニューの日もあり、ほろほろ柔らかな牛すじの赤ワイン煮やデザートには濃厚なチーズケーキを堪能しました^^

 

回診の内容

入院中は毎日、朝昼夜に助産師さんによる回診がありました。

基本的な回診内容は体温・血圧の測定と、悪露や会陰縫合の傷の確認。

2日目の朝には加えて貧血検査のための採血があり、その結果貧血は見られないとのことで分娩時から刺したままだった点滴の針を抜いてもらいました。

また、1日目と5日目にはお腹を手で押して子宮の収縮具合の確認もありました。

 

退院診察の内容

入院4日目には先生による退院診察(内診)を受けました。

診察内容は、目視による会陰切開の傷の確認と、経膣エコーによる子宮の回復状態の確認。

会陰切開した場合、この時に抜糸を行うこともあるようですが、溶ける糸を使用していたので抜糸は行わず。 

正直、会陰切開の傷がまだ痛いのに内診なんてとても無理と思っていましたが、意外と痛みは少なく診察はすぐに終了。

会陰切開の傷の状態も問題なく、子宮も順調に回復しているということで、退院の許可をもらえました。

  

退院日

入院4日目に母子ともに退院診察は済んでいたので、入院5日目は退院するだけ。

退院時間は午前10時〜11時と決まってたので、当日バタバタしないよう部屋の片付けや着替えの準備などを前日の夜に済ませておきました。

また、まだ慣れない赤ちゃんを抱えて帰るので荷物はなるべく少なくすむよう、必要のない荷物は前日までに旦那さんに持って帰ってもらいました。

 

当日、朝の授乳を終えた赤ちゃんはビタミンKのシロップ摂取や、先天性代謝異常検査のための採血を受け、預けておいた退院着に着替えさせてもらい退院準備完了。

私も朝食をとり着替えを済ませ、旦那さんの迎えが来たところで看護師さんなどに挨拶をし退院しました。

 

ちなみに私の場合、年末の出産となり事務員さん不在のため出産費は後日支払いでした。通常は退院時に支払いがあると思うので、出産費の用意をしておきましょう。

 

入院生活を振り返って

人生初の入院。どんな感じだろう?と思っていましたが、想像以上に快適で、食事も美味しく、優しい助産師さんや看護師さんの助けもあって充実した入院生活をおくれました。

パジャマやアメニティなど入院中に必要なものは用意されていて、赤ちゃん用の粉ミルクやスリーパー、ブランケットなどプレゼントもありサービスにも満足。

 

体はずっとくたくたで、初めての育児はうまくできないこともありましたが、母子同室で過ごす中でわが子の可愛さやママになった喜びを改めて感じたり、面会に来た家族とも感動を共有したりと沢山の幸せを感じられる時間にもなりました。

 

そんな入院期間もあっという間に過ぎ、すぐに赤ちゃんとお家での生活が始まります。

幸せながらも大変な育児という大仕事が待っているので、入院中はできるだけ体を休め、分からないことや不安なことがあれば看護師さんなどに相談しておくといいと思います。

 

ちなみに私は産院を決める際、入院中の過ごし方まで考えませんでしたが、個室の有無や母子同室の可否、母乳育児か混合かなど、産院によって結構変わるようです。

具体的な希望がある場合は、産院決めの時点で確認しておきましょう!

 

 

以上、入院生活の様子でした^^

最後までお読みいただきありがとうございました*

 

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